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 ■日記帳 18.12.29
もうすぐお正月!今年もありがとうございました。お正月の準備で何かと慌ただしい日々。器もハレの日の雰囲気で、漆と組み合わせたり、南天や松葉を添えるとぐっとお正月らしい食卓になります。店長もことこと土鍋で黒豆を煮たり、カズノコの塩抜きをしたり、母屋の台所も暮れの香りがしています。梅屋の庭のロウバイが咲きはじめました。スイセンと似たとぉーってもよいかおり。夏みかんもたくさん
実をつけています。寒いさむい冬を越して、春になったらころに甘すっぱい実がたべられます。
みなさまどうぞよいお年をおむかえくださいませ。

 
   
 
  18.12.20 
もうすぐクリスマス!そしてお正月!今年ももうすぐおしまいです。お正月を迎える準備がはじまりますね。31日から1日は、いつもとおなじく日が沈んで、また朝日が昇ってくるわけですが、新年がはじまる元旦というとやはり気持ちあらたまる、特別な日です。今年も、ここまで足をはこんでさまざまな手仕事を見に来てくださったみなさまへありがとうございます。

12月、1月は常設展示です。石原祥充さんのスープボウルや、急須、掛け花入れなどもご紹介しています。石原稔久さんの花器には、12月のはじめには色づいた山芋の葉っぱの蔓を生けていましたが、いまは赤い実を飾っています。梅屋の庭もすっかり冬の景色となりました。仁城義勝さんのお盆も届いています。長年使っているお盆と見比べていただきたい!ますます美しさを感じるお盆となってゆきます。工房日々くさんの注連縄、毎年売り切れてしまって謝ってばかりでしたので、今年はたくさん作っていただいています!ぜひ、新しい藁でつくった注連縄で新年の神様をおむかえください。そうして一年のあいだ厄除けとしておうちのどこかに飾ってください。

 
   
 
  18.12.6 
石原稔久さんの作品展がはじまりました。絵本人形展「野ねずみトニの旅じたく」と一緒に器や花器もたくさんとどいています。

初日、二日目と石原さんがお店にいらっしゃって、お客さまもずっと石原さんといろんなお話されていましたね!石原さんのつくった「のねずみトニの旅じたく」のお話と人形。絵本で読むのとはまたちがう、立体のお人形と一緒になるお話の世界。いろんな方に体験していただけてうれしいです!展示会初日から外の気温は暖かく、12月というのに木戸も開け放して外の空気とつながる中での展示会。会期は12/9(日)まで。ぜひ、おでかけください。

1日、2日は、プティタ プティさんのお料理を石原さんの器に盛り付けて「冬ごはんと喫茶」をkoyaで開いていただきました。お料理とうつわがぴったり!前菜は蕪のマリネ カボチャの葛よせ 小松菜のごまあえ  それから石原さんの白いスープボウルで菊芋とセロリのポタージュ  メインは鶏肉と根菜と豆をじっくり煮込んだものに、カリフラワーのマッシュ、茹でたブロッコリーも添えて あったかご飯にはカボチャの種のふりかけ! おいしかったー。身心あったまりました。

 
   
 
  18.11.21 
12月1日からはじまる石原稔久さんの新作絵本人形展「野ねずみトニの旅じたく」。
お人形と一緒におはなしの世界へ!今回は、諸江和美さんも参加していただく合作がありますので、乞うご期待!初日12/1(土)は、石原さんもいらっしゃいます。新作の絵本人形のおはなしと一緒に、器や干支のお人形も届きます。ぜひ、おでかけください。

伊藤謙一郎さんから、三段重箱、二段長方重箱、お弁当箱、八角トレー、十角盆がとどきました。
伊藤さんの十角盆(鉄染め黒)を手に取られる方にどんなふうに使われますか?と尋ねるとほとんどの方が、中国茶のお点前にとおっしゃいますので、茶器などのお道具と大きさや雰囲気がぴったりなのでしょうね。隅切り膳も定番の人気です。今回ははじめて、拭き漆で仕上げたお弁当箱もとどきました!

母屋の台所でも、おでんの季節となりました。
お客さまのときは、大きな鍋でことこと煮た具材をいちどとりだしてから、浅い土鍋に並べて出汁を注いであたためてから食卓へ。今回の巾着には何が入っているかな??おでんちゃんっていう漫画がありましたねー。大根先生は髭をたくわえ、お着物に杖をもって夕日をみておられたお姿が懐かしい。と、たったいま和子さんが大根を煮たけん食べちゃってん、と大根先生のような立派な大根の煮物をもってきてくださいました!直径9.5cm!

 
   
 
  18.10.27 
岡山の仁城義勝さんから漆のお椀、お盆がとどきました。毎年、一年分のお椀を年のはじめにお願いして、11月になる頃ようやくそれらが出来上がってとどきます。今回は、定番でご紹介しているお椀や鉢に加えて、高台のある広口の鉢もご紹介します。おでん鉢とわたしは命名。(輪島の塗師、福田敏雄さんの真似!福田さんのおでん皿もだいすきです!)写真は、小さなお椀と毎日のお味噌汁椀にちょうどいいくらいのお椀です。まん中の写真は、おなじ漆のお椀ですがこちらは赤木明登さんの定番、正法寺椀。左は18年ほど使い続けているもので、新しいお椀とは雰囲気もつやも違います。漆のお椀は使っていて傷みがでてきたときは、塗りなおしてまたよみがえらせてもらえるのがスバラシイ!ずっと大事に使い続けたいものです。  先週とどいた、ハルカゼ舎さんのことばえんぴつ。どれもすてきなことばが刻まれているので写真でご覧ください!読めるかな??

 
   
 
  18.10.24 
2019年のカレンダーがとどきました!ハルカゼ舎さんのひめくりカレンダー。だいすきな、ハルカゼ舎さんオリジナルのことばえんぴつと、革のえんぴつキャップも一緒にご紹介しています。もろえかずみさんからも届きました!まだ、開けていない。どんな絵かなー??もろえさんのカレンダーは毎年、わくわくとどきどきがあります。mameyaさんからも、壁掛けと卓上の二種類。毎月、あたたかいことばがひとつ添えられていて、安心のきもちになります。一緒にブックカバーやポストカード、しおりも届いています!11月3日からはじまる赤木明登さんの展示会。それまでは、常設でいろんな器をご紹介しています。土、木、硝子、漆、竹、布。さまざまな素材の器と道具。すきなものをそばにひとつ。それは、気にいりのえんぴつ一本だとしても、しあわせなきもちになります。野山を歩けば、ノコンギク、ヨメナ、ツワブキの花など秋の草花が咲きはじめました。

 
   
 
   
 
  18.10.12 
mon Sakata展がはじまりました。台風が近づいて前日からひやひやしましたが無事に初日も迎えることができました。ご来店いただきましてありがとうございます。初日、二日目まで坂田さんがお店にいてくださって、お客さまも坂田さんと一緒にどれにしようか選んだり、試着をしてみんなに見てもらったり、たのしい二日間でした。坂田さんの服は、着るとわたしの服になってしまう。わたしの服。あなたの服。です。みんなそれぞれに似合うというようなことです!こころうきたちます。服づくりしておられる坂田さん、着こなしも素敵で、とってもチャーミングなかた! 今回は初日、二日目、 「てのぎ」さんの、おいしい栗ごはん弁当も販売していただけてにぎやかでした!お弁当売り切れてしまって、食べることできなかったのが心のこりです。また、来年の栗の季節に。

 
   
 
  18.09.27 
佐賀県有田で染付の器を制作しておられる百田司さんの器がとどきました。
百田さんはずっと油絵を描いておられた方で、独学で焼き物をまなび、ずっと好きだった骨董の器、古い図案などをそばにおいて、独自の解釈で染付をしています。
今回は、豆皿、小鉢、取り皿、鉢、箸置きなどが届きました。
松の枝が描かれた箸置きも、これが冬になるともっと枝を太く松葉の色もこころもち濃い色に作られるそう!笹の葉もおなじくして。松林の風景が描かれた小鉢もよいのです。こちらは、どの角度から見ても、一本松、二本松、松の木の風景がみえてきます。

梅屋からもう少し三瀬方面に国道を登っていくと、左手に「蕎波人」(そばんど)さんがあります。売り切れ御免のおいしいお蕎麦屋さんです。蕎波人さんの真似っこで、店長がアボカド蕎麦をつくってくれましたー!わたしのだいすきなアボカド蕎麦!!完熟のアボカドをつゆにといていただきます!みなさんも、真似っこしてください!おいしー!もうすぐ新蕎麦の季節ですねー。

 
   
 
  18.09.19 
クルミの皮で編んだてさげかご、あけびの弦で編んだ丸いかご、篠竹のお弁当箱などがとどきました。クルミの皮の表と裏と交互に模様編みにしてあります。作ったばかりのものなので、かさかさしていますが、手に持って長く使うとしっとりといい艶がでてきます。ちょうど今日、ご来店くださったお客さまの手提げがクルミの皮で編んだもので、それはもう年季がはいって美しい色合いになっていました!使わないとこうはならないんだよねー、つかってこそいいのよねー。陶器も漆器も真鍮だって、使って年月がたったものってそれなりの魅力があります。そうして、すきなものを長くたいせつに使っていきたいとおもいます。今日はそんな話もお客さまとしながら、おいしいおやつの時間もありました。
初栗の甘煮。サツマイモ、おから、カカオ二ブ、はちみつ、そば粉と片栗粉のケーキ!もっちりおいしい!栗の甘煮と一緒にたべるとまたさらにおいしい。お芋も栗も初物でした。初物をいただくときは、東をむいて笑いながらいただきます。

 
   
 
  18.09.12 
9月1日からはじまった「小野セツロー+早川ユミ展」。初日、二日目はkoyaでのイベントやちくちくワークショップも開催されて、ご来店いただきましたみなさまには駐車場の混雑などご迷惑をおかけしまして申し訳ありませんでした。ご協力いただきましてありがとうございました。セツローさんのスケッチ、かんざし、土人形の展示も明日9日(日)までとなりました。今回は、セツローさんの残した荷物の中から、かんざしやへらなどが見つかって、梅屋での展示会にたくさんのかんざしをご紹介することができました!セツローさんからのおくりものだと思っています。高知に移り住む前の、松山時代に描かれた野の花野スケッチもみつかりました。やさしいいろのコスモス、木の額縁ともぴったりくるクレソンの花。ころがるみょうが。いろんな草花のスケッチ。セツローさんのかんざしからイメージするユミさんのワンピースやジャケットは、あわせて展示しています。ユミさんの服は、ユミさんのなかにしみこんだ文化やアートが布と糸とで表現されたもの。石や木の実をいれたり、寒いときは手もあたためてくれるかわいいポケット!野生と生きるための12ジャケットも届いています。2日に開催された「ちくちくワークショップ」。ユミさんのお話と、澤村さんの野草と野草茶のお話を聞きながら、みんなでちくちく手しごとをしました。野草を焙じて、そして土瓶でことことお茶を煎じるよい香り。ほんわか湯気のなか、みなさんどのようなことを感じて手しごとされたのでしょうか。また、このような機会をつくれたらいいなとおもいます。ありがとうございました。

 
   
 
   
 
   
 
  18.08.12 
8月11日.12日に開かれた、百田司さんの染付の器展。有田で焼き物をしておられる百田さんは、独学で染付を学ばれたそうです。季節のうつろいをうつわで感じる、ものづくりしておられます。今回は日本の紋様の夏編。涼風が通る松林を思わせる松紋、蔓を伸ばす朝顔、笹の葉紋もありました。八月も半ばすぎて、これからは、ススキやもみじなど、秋の紋様に変わっていきます。伝統を感じる、うつくしい有田焼のうつわです。2日間、同じ空間で「くだものカフェ」も開かれていました。ラピュタファームさんのくだものを味わうランチと喫茶。写真は、ブルーベリーソース+マスカルポーネクリーム+ナッツのかき氷!久しぶりのかき氷、果実の味わいがしっかりとするソース、氷とナッツ!氷とクリーム!とってもオイシカッタです。

 
   
 
   18.08.04
わたしが愛用しているのは、おじろ角物店さんの#3の大きさのかごです。お弁当の日は、お弁当箱以外にも果物やたとえば納豆なんかでもちょっと入れられて持ち運びできて便利。パン屋さんへいくときには、食パンと他にもふたつ、みっつパンが入って、しかもパンがつぶれることなく運べるので大変よいです。パン屋さんもよろこんでくれます。 夏は暑いもので、いかに涼しさを感じて夏を愉しむか、暑さも愉しむか、と思っています。おじろさんの竹かごに、夏茶碗と、茶筅、茶杓、茶巾、お茶を仕組んでみました。石釜の美味しい水を冷やして、冷水点て。お菓子は黒棒。(日本茶と中国茶を愉しめる、ある喫茶店で、黒棒にバナナのスライスと生クリームが添えてあるおやつがあって、それがすきでした。)
お店がぱたぱたしてないときは、お抹茶ご用意していますので、どうぞ夏の緑のなかで器や道具をみながら、ご一服しにいらしてください。

 
   
 
   
おじろ角物店さんから、竹かごがとどきました!
お弁当箱や、裁縫箱にちょうどいい取っ手なしのこぶりのかごと、パンを買いに行くときには食パン1斤とあんぱんが2つほどはいりそうな大きさのもの。こちらは取っ手つき。おじろさんのかごは、わたしのお弁当の相棒です。底が平らなので、ごはんを運ぶのにとっても便利です。

錬星舎さんのガラスの一輪挿し。試験管のような細長い筒状の下が、もくもくの雲だったり、海の貝殻をおもいうかべるかたちだったり、いろいろたのしい花器です。
権藤ミホさんのペーパースクリーンの手刷りの葉書も、常設でご紹介しています。
木版画よりもやわらかさを感じる仕上がりです。

 
   
 
   
あす7月14日(土)〜16(月・祝)までの期間、koyaにて「ワイヤーアート・ペーパースクリーン展」が開催されます。沖美紀さん(ワイヤーアート)と権藤みほさん(ペーパースクリーン)の作品展です。きょう搬入、ディスプレイがおわって、koyaにはゆらゆらクラゲのおおきなおおきなオブジェや、風にゆれるモビール、アクセサリー。権藤さんのペーパースクリーン作品は額装したものもいくつも展示してあり、また季節の葉書もさまざまな種類で並んでいます。暑中お見舞いはがきにも選びたいもの。1まいづつ手刷りなので紙の質感とインクの雰囲気がすてきです。長野県の錬星舎さんからも硝子の器や花器がとどきました!食卓に涼をはこんでくれます。

 
   
 
   18.07.05
大分、青森、宮城より、編みぐみ細工がとどきました。写真は、篠竹の手提げ篭。よくみる市場籠と同じ材料の篠竹で編んであります。縁と持ち手は籐でしっかり仕上げてあります。市場篭よりも幅が細めで、持ち手にビニールをかけていませんので、普段のお出かけにも持ちやすいデザインです。

7月中旬から、長野県で硝子を制作しておられる池上直人さんと西村由美さんの硝子のうつわを特集ご紹介します。グラスやボウル、花入れなど。硝子のお茶碗もとどくかな??
流れる水を連想する、透明感ある硝子です。
いつもの食卓に硝子のうつわが加わると、夏らしくなって新鮮です。いつものサラダに、かりかり梅やバジルの葉を散らすだけでも、ぐんと夏っぽくなって、お料理はたのしい!

 
   
 
  18.06.24 
石原祥充さんの工房から、マグカップや丸い碗、ちょうちょの箸置きもとどきました。こちらのカップと箸置きは、奥さんの野枝さん作です。るんるん波模様がたのしいマグカップ。スープカップにもつかえるたっぷりとしたサイズです。  店長が、栗原はるみさんのお料理番組をみて、酸辣湯(サンラータン)をつくってくれました。お酢がはいってさっぱりしたスープです。食欲のないこれからの季節にピッタリ。途中から、枝豆をぷりぷりむいて、ぜんぶスープにいれてたべたら、これまた美味でした!
夏のお料理、いろいろたのしみたいですねー!スープを盛った鉢は、ずっと母屋で使っている石原祥充さんのもの。しっとりしています。カレーライスをこのうつわで食べるのもすき。

 
   
 
  18.06.16 
先週、石原祥充さんの工房へいってきました。淡竹(はちく)の季節!野枝さんのたけのこづくしの手料理をいただきましたー。タケノコと厚揚げの煮物、タケノコご飯、タケノコと豆腐のお味噌汁、タケノコと納豆のお焼き、タケノコとトマトのサラダ!お焼きは3枚もたべてしまった!!!タケノコのサラダは、梅酢と赤玉ねぎのドレッシングで(他にもなにかはいっていました)和えていて、最高に美味しかったです。1枚目の写真は、同じお料理を違う器に盛り付けて食卓に並べるとたのしい!という写真です。見たことのない石原さんの器もあって、それはずいぶん昔につくったものだとおっしゃっていました。
デザートはクリームチーズのムースにあんずじゃむ!野枝さんのお料理のレパートリーは幅広い。以前、タケノコの皮で包んで蒸したおいしいおいしいチマキをいただいたこともありました。わたしもチマキつくってみたい!

食事のあとに、窯場、工房へと案内していただきました。
伺った前日にやっと薪割が終わったとのこと。窯の脇には割った薪が高く高く積まれていました。原っぱにはその次の窯焚きに使われる薪の材木が積んでありました。雨が降り続くなか、木々の緑が深く、吸い込む空気も身体の奥までしみこんでいきます。とぉーっても気持ちいいところです。
石原さんご夫妻は昆虫にも詳しく、焼き物の話をしていたのに、いつの間にか話は蜂のことになっていて、そんな蜂がいるんだー!と知ることがいっぱいでした。梅屋の倉庫にも生息(笹の葉っぱで幼虫の巣をつくってあげる蜂)していそうなので、成長を観察してみたいと思います!石原祥充さんの器は、また今月末くらいには届くと思いますので、ぜひご覧ください。

 
   
 
 
   
  18.06.10 
インド、パキスタン、イランのガラスがいろいろ届きました。
ディッシュカバー、小さなコップ、ワインのテイスティングにつかうこぶりのワイングラス。ピッチャーやモールの片口。ボウル。深いボウルには色とりどりの夏野菜でサラダをつくって盛りたいな!

梅の季節ですね!
店長はかりかり梅づくりと、この週末は梅ジュースつくりをしています。
かりかり梅は毎年わたしもいただきますが、梅干しとはまたちがう梅のおいしさがあります。
小梅ちゃんなら、10こくらい食べつづけてしまいます。梅を瓶にいれて、ひたひたに薄口醤油を注ぐだけです。二週間くらいしたら食べられます。漬けた醤油はお素麺のつゆに。お魚の煮物にも重宝します。

母屋のよこの小さな畑ではラディッシュが育ちました!葉っぱが虫くいで茎だけになっているー!
わたしたちは歯があるから、ぽりぽり茎までたべられます。スパゲッティナポリタン!懐かしいケチャップスパゲッティ。外で食べると一段とおいしい!!

 
   
 
  18.06.01 
「六月を奇麗な風の吹くことよ」だいすきな正岡子規の句です。今日から6月。空気が澄んで、きょうはさわやかです。ヤマアジサイ、ヒメシャラ、ウツボグサ、ドクダミ、もうすぐギボウシの花も咲きそうです。ビワの実をもいで食べれるうれしい季節でもあります。食卓では硝子のうつわを愉しみたくなりますね。ワイングラスに、くだものをいれるのもいつもとちがってたのしい。昨日は、店長が硝子のコップにバニラアイスクリーム+ビワ+甘夏でおやつをつくってくれました!

写真はインドの太鼓。ピンと革が張られていい響きです。木の実で作っているのかな??草花が彫りこんであってきれい。太鼓にご興味ある方、梅屋でも展示していますのでお声かけください。インド、沖縄の太鼓もご紹介しています。 

ドクダミと紫蘭のくさむらにおおきな蛾!真っ白で、縁はピンク。羽は17cmくらい。おぼろ昆布のような、うすーいうすーい羽で、風がいくら吹こうとも、紫蘭にくっついたまま揺られていました。朝からずーっと。夕方の今もなお!

 
   
 
  18.05.24 
ウスタニ・ミホさんの作品展は初日からご来店いただきありがとうございました。.初日にご覧いただいたあとにもまた次々と作品がとどいています。大きめのポシェットや小さなポーチ、墨染のワンピースやスカート。今回はじめて、大きなトートバックも届きました!麻の素材も糸の太さや織り方で、さまざまな生地があります。デニムのようなちょっとごわっとしたパンツやさらさらの薄手の生地に全体を墨染したパンツもそれぞれの魅力があります。27日(日)までの展示会。作品がいろいろ届きましたので、ぜひおでかけください。

 
   
 
  18.05.19 
ウスタニ・ミホさんの作品展がはじまりました!墨染、藍、柿渋染のバックや座布団、クッション、ワンピース、ストールなどが届きました。今回は会期中、作品が五月雨のようにつぎつぎと届く予定です!明日はお座布団。何か気になるものありましたら、お電話やメールにてお気軽にお問い合わせくださいね。木曜日にはバックやお洋服も入荷予定です。ウスタニさんサーフィンをはじめたと聞いていましたが、今回はポシェットにも大きな波がぐるぐると描かれています!線や点、動物、鳥、虫、花、海!ウスタニさんの世界。どうぞおでかけください。バックは、お洋服にも、紡ぎや木綿のお着物にもよく似合います!

 
   
 
  18.05.19 
koyaで開催中の「fiori.」さんのアクセサリー展。今年で制作10年目をむかえるそうです。この節目に、彫金の技術を生かした「alberi」というブランドもスタート!今回の展示会では「fiori.」と「alberi」どちらもご覧いただけます。会期中は*noriさんのアートキャンバス作品 *queueさんの植物(鉢物、枝モノなど) *pokuさんの布小物(アクセサリーケースなど) *Amalieさんのカラーセラピー *Bion 日音さんの焼菓子(完売しました) もご紹介しています。5月の風が吹くkoyaでの展示会、いい気持です!大きな窓も開けているので、向こうの山からはカッコウの声がきこえてくるかも!

 
   
 
  18.05.11 
夏も近づく八十八夜。お茶の新芽もぐんぐん伸びて、今年は紅茶づくりやいかに!
緑いっぱいの五月。昨日は、koyaの向こう(鳥飼豆腐方面の山)から、カッコウの声も聞こえてきました。植物も、鳥も虫もエネルギーいっぱいです! 

日中の気温が上がってくると、磁器や硝子のうつわをとりいれたくなってきます。食器棚の中も、夏に向かってうつわの入れ替えをしてみると気分もかわって、お料理もたのしくなります! 

今週末は「母の日」。いつも見守ってくれるおかあさんに、くつろぎのクッションやお座布団のプレゼントはいかがでしょうか。キッチンに立って、ご飯をつくってご馳走するのも、喜ばれそう!いつもは、いろんなうつわにお料理を盛り付ける店長が、めずらしくワンプレート盛り。ツワブキの大きな葉っぱが食卓をたのしくしてくれます!


 
   
 
  18.04.19 
ただいま会期中の小野哲平さんの作品展(4/22まで)。

飯碗をはじめ、湯呑み、マグカップ、皿、鉢、花器、大鉢、壺などが
とどきました。 クロスモチーフのもの、櫛目のお皿も人気があります。初日には、哲平さんも高知からお越しいただき、お客さまと焼きものについて、しごとについて、暮らしについて、ミツバチについて、、さまざまなお話されていました! 哲平さんのつくるうつわは毎日の暮らしそのもの、命そのものなのだと1月の高知への旅であらためてそう感じましたが、作品展会期中にうつわを手に取られて、お客さまからそんな言葉を聞くこともあって、ドキッとします。てのひらに包んで、土のうつわを感じてみてください。そして、日々の生活の中でぜひつかっていただきたい。

うつくしいい若葉の季節!きょうは、お天気もよく、庭でお弁当をたべました。いい気持!みなさんもおべんとうやおやつをもって、どうぞおでかけください。
ことしはタケノコが豊作。毎日たけのこ。うれしくて、おいしい!!!

 
   
 
  18.04.05 
14日(土)から小野哲平さんの作品展。
いままで、早川ユミさんとの二人展、小野セツローさんと早川ユミさんとの三人展で展示会をしていただいていましたので、小野哲平さんの個展は梅屋でははじめてです!つい先日の木曜日にも、窯を焚かれたそうで、できあがったばかりのうつわも届きます!飯碗、皿、湯呑、ポットなどと一誌に、今回はDM写真のものや、左の写真のようなおおきな作品もご紹介します!

まん中の写真は、哲平さんのおうちを訪ねたときに写したもので、愛犬うねちゃんの水鉢とごはんの器。
うねちゃんも、哲平さんのうつわでごはんをたべます。うねちゃんは、おとなしくてとってもかわいい。ずっとなでさせてくれます。薪ストーブのそばとか、日当たりのよいところでいつもくつろいでいるので、さわるとあったかくてきもちいい。

台所で育てていた豆苗も、哲平さんのおおきな鉢に水栽培してありました!

 
   
 
  18.04.05 
石原祥充さんのうつわがとどきました。片口(丸)、湯呑、急須、ボウル、など。
もうすぐ窯焚きだそうで、いまはその準備においそがしそうです。5月の連休が明けたころに、またいろいろな器がご紹介できるとおもいます!


シロヤマブキ、スオウ、貝母百合、スミレ、たんぽぽ、グミ、ゆすらうめ、シャガ、梅屋の庭にもたくさんの花がさきはじめました。梅屋に来る途中の土手や畑には、たーくさんの菜の花が!たーくさん摘んできて、外の火鉢にいけました。火鉢はこれからの季節、こうして花を生けたり、水をはってスイレンを育てたり、水草をうかべてメダカを育ててもいいですね。

お知らせページにも写真を掲載している、小野哲平さんのうつわに、店長がいけたシロヤマブキの花。花器にしても、たべものを盛っても、存在感のある小野哲平さんのうつわ。

 
   
 
  18.03.30 
小野セツローさんのかんざしがとどきました!今回はアフリカの琥珀のかんざしや、トルコ石のおおきな青いビーズ、写真のかんざしは黄色に朱色がはいってめずらしいビーズです。

セツローさんの作品展は今年9月に予定しています。スケッチと、かんざしと、土人形と。セツローさんがこれまで大切に手元においてあった古いものなども一緒に展示できたらいいな!と思っています。早川ユミさんの服と一緒に二人展です!

石釜にも春が来てグミの花も咲きはじめました。つくしもいっぱい出ています。今年もふきのとうで、店長が佃煮をつくってくれました。何度たべたことか、店長のまんまるのふかふかおにぎりは最高にしあわせ!ツワブキの葉でくるんで食べると手にお米がくっつかなくて食べやすい。やってみてください。

昨晩は、「つむぎや」さんのお料理本をみて餃子。スープに入れる前の、包んだばかりの餃子を並べているのは三笘修さんのリム皿です。三笘さんの大きな鉄釉薬のリム皿、取り皿、煎茶碗もとどきました。

 
   
 
  18.03.11 
編みぐみ細工展がはじまりました!岩手、宮城、青森、福島、山口、熊本、福岡、沖縄、各地の編みぐみ細工をご紹介します。手つきの豆腐かごは、器をいれておいたり、お菓子や果物の盛り籠につかってもすてきです。篠竹で編まれていています。またたび、篠竹の米とぎ笊。皮が内側になっていてお米を傷めずに洗えます。脱衣籠もとどきました。真竹のものと、篠竹のもの。編んだ職人さんによっても、出来上がりがずいぶんちがうのも、手仕事ならでは。そばに置いて、ずっと使い続けたいものばかりです。

 
   
 
  18.02.23 
ガラピーさんのハンカチがとどきました。綿ローンのしなやかな生地です。草花を押し花にしてそれを版におこし、ひとつひとつ手で押しています。薄いグレー一色のもの、ダークブルーとモスグリーンの二色のものと。かばんにいれておくハンカチがこんなのだったら一日ハッピー!ともだちのところへおみやげ持っていくときも、こんなハンカチに包んでそしてひろげたらうれしくなりますね!こんな生地のパジャマがあったらいいなー!つくってほしいです!

1月からご紹介している伊藤謙一郎さんの指物。隅切り膳、角盆、拭き漆の重箱など。写真の匙も伊藤さんのもの。浅くて使いやすそう。漆で仕上げています。わたしもつかってみたい。隅切り膳は、お酒やお茶のお膳として、またはお人形を飾っても感じのよいものです。山桜の木目がきれい。

土佐紬や手紬の糸で織った布で座布団を作ってもらいました。
梅屋オリジナルです!中綿は木綿なのでつかっているといい具合にぺたんこになっていきます。
これから、いろんな生地でつくれたらいいなと思っています。また、ご紹介しますね!

 
   
 
  18.02.02
母屋から外に出て奥へ行くと哲平さんとユミさんの工房があって、そしてその奥に哲平さんの薪窯があります。工房の手前にはこれから薪になる大木が山積みになっていました。写真は窯のすぐそばに積んである薪。わたしが訪ねた日は窯詰め作業が終わったときで、二日後に焚きはじめるというときでした。工房の周りには何か所にも薪が積んでありました。今回の薪窯で焼きあがったうつわが、4月の展示会に並びます!たのしみです。窯の上にはなにやらちいさなものたちが並んでいました。

ユミさんの仕事場にはたくさんの種類の布がこれまた積み重ねてあり、竹かごや茶箱にも種類ごとにわけられた布がたくさん入っていました。カラフルな糸やストライプ、水玉、花模様、バティックの小さな布の切れ端もそれぞれの籠にわちゃーっと入っていて見るだけでもたのしい。ぜーんぶユミさんの世界!!! ジャケットの展示会(巡回展)と、ユミさんのつくる服の展示会は今年9月を予定しています。
ワークショップも開催予定です!

 
   
 
   
 
  18.02.02 
今週のはじめ、高知県谷相(たにあい)の小野哲平さんと早川ユミさんのご自宅と工房を訪ねました。
工房は高知の山のてっぺんの棚田に、、と本に書かれてありますが、まさにそのとうり!ずーっとずーっと山道を登って細い林道をぬけてもっともっと登って、やっと煙突のある工房がむこうにみえたときはほっとしました。  ちょうど12時ころに着いたので、みなさんといっしょにお昼ごはんをいただきました。大きな鍋で讃岐うどん。ユミさんの台どころ本にもレシピが載ってるちくわと人参の葉っぱのかき揚げ。(これはわたしも和子さんの人参の葉っぱがでたときにつくったことがあります)。おいしくて、だいすき!本で見ていたユミさんの台どころがそのまま目のまえにあって、布を床に広げた食卓でわたしも一緒にご飯をたべていることが夢のようで、ずっと興奮していました。水屋箪笥には、毎日つかううつわがたくさん。哲平さんのうつわも欠けていてもそれがまるくなるくらいに使いこまれていて、しっとりした感触。漆のお椀もぴかぴかの艶!使ってこそこのたくましさと美しさは生まれてくるもので、そしてそれはうつわそのものに力があるからだとつよくおもいました。出汁がはいっている瓶をもったまましばらくユミさんと話していて、その姿がとってもかわいくて、でもそのときは話に夢中になって写真を撮らせてほしいといいだせず、これはあとから瓶を持ってもらって写したもの。にこにこでかわいい!この日はとっても寒くて、重ね着、重ね履きいっぱいでした。

 
   
 
   
 
  18.01.21 
店内にもお雛様をかざりました。お知らせページの写真は持丸房子さんの「早蕨雛」とそのほか。山下玉枝さんの立ち雛もご紹介しています。 青森、宮城の籠や笊もとどきました。写真は、根曲り竹(熊の大好物!)で編んだ果物かご。小さなみかんを盛るのにちょうどいい大きさです。夏みかんは大きすぎましたね。底上げして編んでいるので、焼き立ての丸パンなどを食卓に出す時にもこんな籠に盛ってもたのしいなと思います。冬なら布を中に敷いてつかうと保温性もあがります。

右の茶碗籠は、真竹で編んだものです。深さと大きさがちょうどよい。
これでお茶碗を乾かさなくとも、気に入りのよくつかう器を伏せて置いたり、野菜をころがしておいたり、はたまた玄関のスリッパをいれたり、使い方は自由です!

 
   
 
  18.01.14 
12月の末に小野哲平さんの器がとどきました。クロスモチーフの五寸皿も人気の定番のお皿です。七寸皿、そして飯碗やそばちょこ、筒湯呑も届きました。ずっと2年おきに早川ユミさんとの二人展をさせていただいてきましたが、今年ははじめて小野哲平さんの個展を4月14日(土)〜予定しています!
2月には薪窯も焚かれるそうです。楽しみにしてください。

横山秀樹さんのグラスも小コップ、モールコップ、朝コップ、倉コップがとどきました。
定番のコップです。
ずっとまえにはじめて選んだ横山さんの小さな細い深緑色のコップに、風邪の咳止めシロップを入れて飲むのがお気に入りです。

先週は三日間も雪が降りつづきました。
街ではちっとも積もっていなかったのに、石釜へ登ってきたら雪景色!
この冬はじめての大雪でした。うつくしい銀世界。

 
   
 
  17.12.28 
今年ものこすところあと3日!12月になってからは慌ただしくあっという間でした。

12月は10人のものづくりの方々を紹介させていただき、素材もさまざま、うつわや布もの文具など、毎日の生活にあたたかさをくれるものが梅屋に集まりました。週末はお米農家やまざきさんのお粥をたべていただいたり、グッドタイミングなお客さまは火鉢で焼いたお芋を一緒に食べたり、おいしいことやたのしいことがいろいろありました。

1月は常設をゆっくりご覧いただきたいとおもいます。

國武秀一さんの栗の木のとり匙や、桜の木のデザートスプーンなども届きました。
小野哲平さんからは、ポット、小さな筒湯呑、そばちょこなどが届いています。

毎日の食卓でつかいたい定番の漆のお椀、杉本寿樹さんの土鍋などもご紹介しています。

今年はとーっても寒くて、冬らしい冬ですね!
風邪をひきませんよう、あったかくあったかーくして、冬をたのしみましょう!

どうぞみなさま、よいお年をおむかえください。

今年もありがとうございました。

 
   
 
   17.12.20
スターネットさんのお箸が入荷しました!よつめ染布舎さんのにぎやかな手ぬぐいに並べました。

新年から新しいお箸をそろえて使うのもいいですね。
角箸、八角箸、削り箸、瓢箪箸、子どものちいさな手にももちやすい18cmのお箸も届いています。

いま開催中の10人展に参加していただいている ハルカゼ舎(文具店)さんのオリジナルバック。
セキセイインコが、えんぴつにとまっています!

林の中を歩いたら、冬苺も実をつけていました。
壁にかけた桑迫賢太郎さんのカレンダーと、よつめ染布舎さんのストールの桃色がかさなってきれい。

 
   
 
  17.12.17 
以前 koya にて販売していた古い家具などいろいろを母屋にて紹介しています。。
ずっとしまいこんでいた和ダンスをおいて器を並べてみると、和室の雰囲気もかわって新鮮です!

小学校の椅子や机、アフリカのチェスト、和ダンス、椅子、木箱。
まん中の写真は おこたつ!木組みのものってめずらしいですね。中に入っている素焼きの蓋ものの中に火をいれて布団をかぶせてあたたまるもの。掘りごたつの中にいれてつかったりもするそうです。
いまは、こんなものまだ作られているのかな。木組みがきれい!

 
   
 
  17.12.10 
12月2日(土)からはじまった「classico ten 暮らしのことに関わる10人展」 有永浩太さんのグラス(いろいろ、安藤由紀さんの木のお皿やブローチ、お米農家やまざきさんのもち米!コシヒカリ、工房日々くさんの注連縄、佐藤もも子さんの染付のカップやお皿、長野大輔さんの飯碗とお皿、ハルカゼ舎さんのひめくり・文具いろいろ、fabrica.さんの帆布鞄、miyazono spoonさんの木の匙、よつめ染布舎さんのストールとてぬぐい・風呂敷、以上10人のものづくりご紹介しています!

だれかを想いうかべながら、おくりものに選んでもよろこばれるものばかりです!

 
   
 
  17.12.10 
12月、母屋では常設展示と、古ものも展示販売しています。
koyaの喫茶で販売していた古道具やそのほかいろいろ。
古い家具なども販売します。どうぞごゆっくりお出かけください。


お夜食は天ぷらうどん!
三角のおのぎりの形の木のお皿にまるいおにぎり。
ゴボウと玉ねぎ人参、レンコンのかき揚げに、さつまいも。

あつあつのごはんは、体の中からあったまります!

 
   
 
  17.11.24 
新しく迎える年のカレンダーをご紹介する季節となりました。
来年は2018年 戌歳です。
mameyaさんのカレンダー。ほっとする言葉とイラストが毎月たのしい色づかいで描かれています。表紙の赤い三つのモチーフは、1年のうちのどこかの月にかくれんぼしているそうなのでみつけてくださいね! 椿野恵里子さんの写真で綴られた12か月のカレンダー。2018年はdroparound青山さんによるデザイン。今までの椿野さんのカレンダーに新しい風が吹き込まれて、さらにすてきなカレンダーとなっています。同じ内容のポストカードもご紹介しています。 桑迫賢太郎さんのカレンダー。あかるくて、おだやかな気持ちでいられる絵が12枚。清々しくもあり、ほんわかさも感じる桑迫さんの絵です。 12月2日〜始まる10人展にも作品を出品いただく、よつめ染布舎さんのカレンダー。展示会ではポシェットやストールなど布ものをご紹介いたします。こちらは四季折々の型染めのデザインを紙に印刷してたのしい12か月のカレンダーに仕上がっています!諸江和美さんのカレンダー。紙袋いり。のびのびと紙をとびだしてつづいていくような愉快な絵。 毎年そうですが、わたしの誕生月のページがとってもたのしみ!
365日、毎日みてるカレンダー。気に入りのもの選びにおでかけください。

mameyaさんが、カレンダーの納品のときに摘んできてくれたお花!かわいいー!!!

 
   
 
   
 
  17.11.11 
仁城義勝さんのお椀、お盆、丸重箱がとどきました。
写真の二段の丸重箱は、1段ごと増やしていくこともできます。直径21cmです。お正月も、運動会も、ピクニックにも、食卓でも大活躍です!

杉本寿樹さんの土鍋も湯豆腐鍋や煮込み鍋、いろいろ届きました。ぽってりとまあるい土瓶も、飴色の急須も、栗灰釉薬の薄きみどりいろの飯碗も一緒にご紹介しています。

秋が深まってきましたね。
シュウメイギクもはなびらが散って、ホトトギスも寒さのなか最後の花を咲かせています。
朱色の漆の大鉢に、お茶の花。
椿のなかまかな??まるいつぼみも、うつむいて咲く花の姿も、きれいです。


 
   
 
  17.10.22 
石原祥充さんの作品展がはじまりました。花入れ、大鉢、急須、スープカップやコーヒーカップ、飯碗、酒器、10月の窯からでたばかりの器がとどきました!

昨日は石原さんに在店いただいたので、花をいけてもらいました。店長のいける花もだいすきですが、石原さんがいける花もすきです。 工房を訪ねたときも、いつも野の花がさりげなく飾られています。野の草花が似合う、なんともよい花器。石原さんの手からうまれたその形に、薪窯でこそあらわれる土と炎の彩です。角ものの花入れには、ツワブキを。朽ちはじめた葉先もそのままの姿で美しい。

今回の窯で焚かれた飯碗と丼は、石原さんのたゆたう時間と気持ちがそのままあらわれたかたち。のように思います。この深茶碗、だいすき!ひとがつくるものだから、やっぱりそのときうまれるものはそのときにしかうまれないもの。

 
   
 
  17.10.13 
杉本寿樹さんの土鍋、急須、飯碗がとどきました。土鍋は、ご飯を炊く深いもの、湯豆腐や水炊き、おでんなどにも使いやすい浅めのもの、仕事や塾で遅くなるお父さんとこどもたちのひとり鍋もとどいています。急須はふっくらまるい形で、ほっとひと息つくお茶の時間を和ませてくれます。あたたかいお茶をたのしむ季節になりましたね。直火にかけて薬草をことこと煮出す土瓶も届いています。
真竹で編んだ、すこし小さめの脱衣籠もとどきました。篠竹で編んだ行李(衣類や文書入れ、スリッパいれにも!)、クルミの皮、アケビの弦で編んだ小物入れなども、気持ちをあたたかくしてくれます。

 
   
 
  17.10.01 
9月29日(金) 〜10月9日(祝・月)まで、寺園証太さんの備前焼の器展をkoyaにて開催しています。
梅屋では今まで備前焼をご紹介する機会がほとんどなく、今回は初めての展示会です。店長の食器棚にも備前焼の器がいくつか、そして備前焼の花器には野の草花をいけて暮らしに溶け込んでいます。わたし自身はまだ備前焼のうつわはお酒をたのしむぐい飲みだけで、食卓で料理を盛ってつかったことがありません。三年ほど前に唐津へ行ったときに、お料理屋さんで使いこまれた焼き締めの器がお膳に並んでいて、それから自分でも使ってみたい!と思ったのでした。今回はじめて備前焼をわがやの食卓へ!使っていくのがたのしみです。寺園さんの案内状の写真にある、寺園家の食卓のお皿みたいに、いろんな
お料理をたのしみたいと思います。
店長から、おひるごはんの差し入れが! 高菜チャーハン! うれしいー。

 
   
 
  17.09.20 
9月16日(土)からはじまった 福田敏雄さんの漆の器展 。

何度みくらべても、使い艶がうつくしい小丼。福田さんご夫妻が日々の食卓で20年ほど使われている丼です。お椀の中の天井の映り込みがこんなにちがいます!写真でわかるかな??

0才からつかいはじめて20歳まで、長い年月つかってもこんなに漆のお椀は丈夫です。

福田さんは、美しいい木目を生かした塗り方の「木地呂塗」のものも多く、丸盆やサラダボウルなども届いています。

日の丸に仕上げたお盆は、ひとり膳につかってもいいですねー。
すだち蕎麦なんか、食べたいなー。

 
   
 
  17.09.15 
明日、9月16日(土)からはじまる 福田敏雄さんの「漆の器展」 。

漆のお椀がたくさん届きました。
常設ではご紹介していない形のお椀も、こどもの手にもちやすいお椀から大きめの丼まで様々です。真中の写真は、ケヤキの木地を拭き漆で仕上げた平椀。常設で人気の高台椀をふたまわりほど大きくした形です。同じ拭き漆で仕上げた丸盆もだいすきです。

今回は福田さんが、お椀ができるまでの工程の見本をご用意してくださったので、ご来店の際にはぜひそちらも読み物とあわせてご覧になっていただきたいと思います。

ぷりっとまあるい豆皿や、端正な丸盆、折敷、佇まいがすてきな姫重箱も届いています。

静かでほんわかした福田さんのお人柄がそのまま器に映し出されているように思います。
丁寧に丁寧につくられた漆器は、使ってなお美しく丈夫になっていきます。
福田さんの20年愛用しておられるお椀をご覧いただけたらそれは一目瞭然です!

 
   
 
  17.09.08 
9月16日(土)から 福田敏雄さんの「漆の器展」 がはじまります。

写真左は、10年ほど自宅でつかっている福田さんの高台椀。他のお椀よりもすこし高台が高くて、縁は外に向かって反っています。汁椀として使うので、口をあてたときにこの微妙な反りとふっくらした縁がなんともよいのです。まん中の写真は、汁椀と名のついた福田さんのお椀です。こちらはまあるい形がいいですね。色、つやを比べていただくとわかるように、漆器はつかうほどに艶と透明感が増して、そして強くなっていきます。10年使っていてもまだ塗り直しをしていただくほどにはなっていませんし、もしもこれがうっかり落として欠けてしまったりしてもお修繕してもらえるので、また一からの始まりになります。漆器のよいところは、そうして修繕をしていただきずっと長くつかえることです。木をくりぬいてお椀の木地をつくり、下地を施し漆を重ねて塗ってひとつのお椀ができあがります。手間と時間がずいぶんかかるお椀は、丁寧に丈夫に作られています。日々のごはんに、漆のお椀をぜひ選んで使っていただきたいです!一生にひとつで十分の豊かさと強さがあります。

石原稔久さんの絵本「セルゲイとココルル」。お話の中に登場する熊のココルル。こちらは主人公のセルゲイが編んでくれた帽子をかぶって、本を持つココルル。まっすぐな表情がすき!梅屋のパソコンの待ち受け画面はいつも、白熊に扮した白いココルルです。かわいい!!

 
   
 
  17.09.02 
スターネットさんの天然木のお箸が久しぶりに揃いました。
もう20年ほどまえに、こちらのお箸をプレゼントでいただいてから、いくつかの種類を選んでずっと使い続けています。先が程よく細くて、とても使いやすいお箸。手に握りこむ太めが好きな方は八角箸、細めが好きな方はひょうたん箸がおすすめです。水玉やストライプは同じデザインで子ども用もあります。

近藤聖子さんの箸置きは、季節の草花が描かれて食卓で楽しめます。
描かれているヤマゴボウ、ワレモコウはちょうど今 咲いています。

岡山の源内さんが育てておられる、瑞々しい葡萄!
店長の器づかいと葉っぱづかいは、いつも真似したくなる素敵な盛り方です。
3つの品種の葡萄は、どれもはっきりと味が違っていて、きょうご来店いただいたお客さまも美味しさに目を丸くしておられました!

 
   
 
  17.08.26 
赤木明登さんの日々椀が届きました。
漆のお椀は夏には黒のものを選んで、硝子や磁器のものとあわせて使うことが多くなりますが、朝晩すこし涼しさを感じたり、虫の声がきこえはじめると気分は秋になりますね。現実は、汗だくなのですが、頭のなかと気持ちはもう秋です。梅屋のテーブルにも赤いお椀をならべました。

涼しくなってくると土鍋も使いたくなります。真竹で編んだ鍋敷きは編んだ模様がきれいで、お鍋を乗せずに飾ってご紹介していましたが、土鍋をのせるとくぼみに土鍋がおさまって、ふっくらした縁巻きのよさが現れます。使わないときは壁にかけて飾って、食卓では土鍋との相性のよさににっこり笑顔になる竹の鍋敷きです!

曲がった大きな竹に、ツリバナと西洋ヤマゴボウ。
店長の生けるお花がだいすきです。


 
   
 
  17.08.11 
店長のすきなもの。少しづつ集めた、ずっと手元においていたすきなものを、みなさんにもご覧いただいて、気に入っていただけるものがありましたら販売もいたします。母屋にて。

梅屋の夏休みは、12日〜16日まで。17日(木)からまたお待ちしています。

みなさんも、布使い、器づかいで涼をとりながら、夏の日々おすごしくださいませ。

8月20日まで、小野セツローさんの作品もご覧いただけます。
ぜひ、おでかけください。


 
   
 
  17.08.05 
川淵浩二さんの小さな花器がいろいろとどきました。猫じゃらしと、水引草を摘んでいけています。すーっと伸びる夏の草は涼しさを呼びます。川淵さんのこの小さな花器は、梅屋でも定番のものとしてご紹介していますが、庭や野山の草花を、ちょっと摘んできていけるのにとてもいい器です。

8月20日まで延長してご紹介している小野セツローさんのスケッチ、かんざし、土人形。
スケッチのなかに、ミョウガの花があります。
いま、石釜もミョウガの季節。暑さのなかぐんぐん葉っぱを伸ばしている、その茎の根元を探すと薄い黄色のやわらかな花をつけたミョウガが土の中からでてきているのを見つけることができます。
お客さまからおしえてもらった、揚げびたしの仕上げにミョウガをたーっぷり刻んでいれるとおいしいんだそうです。夏こそ天ぷら!揚げびたし!元気がでます。

小野哲平さんの壺にいけた、秋色あじさい。
今年は、林の中のあじさいがほとんど咲きませんでしたので、梅の木の下のこのおおきなあじさいをラッピング用に上手にドライにできたらいいな、と思っています。

 
   
 
  17.08.03 
つくつくぼーしが鳴きはじめました。8月になりましたね。
毎年ご紹介している、イランのガラス。今年は、ひねり鉢やミントティーグラスも届きました。

暑い夏の食卓には、素材と色を選んでテーブルクロスを広げましょう!
うつわも、硝子をとりいれると、うんと涼しさを感じます。
昨年は暑くて毎日冷奴ばかり食べていましたが、今年はいくら暑くても夏野菜を調理してもりもりの食欲です!

インド綿のとぉーっても涼しい夏服が届きました。草木染の木版フプリントはすてきな色使い。タンクトップ、ロングブラウス、ワンピース、キャミソールを8月末までご紹介します。

夏色の買い物かごもとどきました!

 
   
 
  17.07.28 
赤木明登さんの、パン皿、正法寺椀、汁椀、能登二ノ椀、能登四ノ椀などが届いています。
昨年の展示会にも出品がなかった汁椀は久しぶりのご紹介です。

どれも、赤木さんが独立以来20年作り続けている定番のかたちです。
はじめて赤木さんのお椀を選ぶとき、このかたちが大好きで、わたしは正法寺椀を選びました(写真中)。それから18年ほど使っていて、下地がなんとなくみえてきているようですが、ぴかぴかのつやがでています。ご飯も、お汁も、煮物も、その時々でいろいろなお料理につかいます。いつか、パン皿も食卓でつかいたいなー、と思います。

夏本番!みょうがもでてきました。きょうのお昼ごはんは、店長がお素麺を用意してくれて、紫蘇、ミョウガをたっぷりいれて夏のお素麺をいただきました。ちいさな貝も涼しさを呼びます。
小鉢には、スイカの皮の千切りのお漬物。これがおいしー!きょうは塩もみでしたが、糠床にいれても美味です。

 
   
 
  17.07.20 
先月、青森のりんごかごや岩手の篠竹のざるが届き、一緒にはいってきたこれなーに??と、見たことないかたちの笊があって、何につかいましょうか、、、と考えているうちに、店長がランプにかぶせてみたところ、雰囲気あるランプシェードになりました!楕円と三角を組み合わせたようなかたちの笊なので、天井からつるした豆電球のシェードにしてもおもしろそう。

先週からは、お向かいの和子さんの梅の土用干しがはじまっています。
ふかふかの塩梅です。もうすぐしたら、つぶれてしまった塩梅を和子さんが出してくれるので、それに昆布を刻んで鰹節とゴマをまぜて、鶯宿梅のようにしてたのしみます。

食欲のないこの暑さに、太陽であたたまった塩梅をかぷっと食べると、元気がでます!

 
   
 
  17.07.14 
ただいま、展示会会期中の早川ユミさんのつくる服。

スカート、ワンピース、もんぺ、スモック、バックなど。
ユミさんの服は、いろんな国の布で作られていて、リトアニアのストライプの麻のスカートに上海木綿やベルベットの布がパッチワークされていたり、墨描きの麻布のポッケが付いていたり、裾にはまたまたいろんな布を継ぎ合わせたトリミングがしてあったり、ほんとうに布がすきで、ちくちく縫うことも大好きなんだなー、ということが伝わってきます。こんなところにもわざわざ!と思うくらいに小さな布がつかわれていて、そしてその小さな布にぴったりの色合わせの糸が選ばれています。それは光ってる!ユミさんのつくる服をみていると、セツローさんの手仕事とかさなって、どこまでもだいすきという気持ちがこうして形になって表れるのだろうとおもいます。

こんなスモックを着て、こどもたちに「おかえりー」とおうちで迎えたり、台所でお野菜刻んだり、ユミさんの服からは、やわらかな女性を、あたたかいお母さんを想いうかべます。

ポッケからちょっとだけ見える裏地や、バックの裏生地、こんなところまでにこにこにしてくれます。

 
   
 
  17.07.13 
小野セツローさんと、早川ユミさんの展示会は、7月17日(祝月)まで。

高知・谷相に、陶芸家の息子さん小野哲平さんと、哲平さんの奥さんの早川ユミさんと一緒に暮らしておられる小野セツローさん。少年時代から、お城の土手に咲く草花を描くのがすきだったそうです。今年88才になられたセツローさんの作品展。お手元にあるかんざし、土人形、スケッチを送っていただきました。いま、梅屋の庭にも咲いているギボウシ。電話で梅屋の庭に咲いている草花の話をすると、「高知もおんなじのが咲いとるよ」 「高知と福岡は離れとるけど天気もだいたい同じじゃね。」とおしゃって、遠くにいるけどセツローさんとおんなじだ、とうれしくなります。

かんざしを挿した女の子の後姿をみるのがすき、とおっしゃっていたセツローさん。
古いビーズにあわせて木を削り、漆を塗ってかんざしに仕立てています。古いものは紀元前のものから、長いながい時をこえて、海をわたって今、硝子玉がセツローさんの手によってかんざしとなってわたしたちのところにやってきました。ひとつひとつのものがたり。写真のかんざしは、プランギビーズ。プランギは、虹という意味だそうです。  セツローさんが好んでつくっておられた水玉のビーズのかんざしは、赤スカンク玉 と書かれており、スカンク玉!とおもしろがっていたら、スカンクは水玉のことと教えてもらいました。 

今回は、セツローさんが以前おつくりになって窯にはいらないままの土人形がみつかって、6月の哲平さんの薪窯にいれてもらったそうです。げんきなカエル!セツローさんのやさしいまなざしが、どのお人形にもそそがれていて、みるほどにかわいさがふくらんでいきます。

 
   
 
  17.07.06 
7日(金)からはじまる小野セツローさんと、早川ユミさんの展示会。

今日、高知・谷相から 早川ユミさんがきてくださいました。
セツローさんは、高知のお家にいらっしゃるので、展示会の様子を写真に撮って後日お送りしようと思っています。セツローさんも、梅屋での展示会を楽しみにしてくださっているそうで、離れていてもつながっていることがうれしいです。大根のはな、ギボウシ、キキョウソウ、など草花のスケッチご覧ください。セツローさんの土のお人形、かんざし、スケッチをご紹介します。

1年半ぶりにユミさんともお会いできて、セツローさんのことや谷相のこと、本のこと、いろんなお話きかせてもらいました。ユミさんかわいいー。そして、ユミさんのお話も、ずっとずっと、もっともっと聞きたい!と思ってしまいます。明日と明後日は、ユミさんお店にいらっしゃいますので、ぜひおでかけくださいね。

 
   
 
  17.07.05 
7日(金)から小野セツローさんと、早川ユミさんの展示会がはじまります。
7日、8日は、早川ユミさんの冷え取りワークショップ。ゆたんぽ袋をちくちく縫います。
ネルの生地、麻生地、水玉ストライプ!のパッチワーク生地を重ねて縫って、わたしの冬のおたのしみゆたんぽ袋ができあがるのであります。ユミさんも本の中に書いてありましたが、ゆたんぽの入った冬のおふとんはなんとも幸せな気持ちにしてくれます。お布団にはいってるんだけどお風呂にはいっているような??冬だけのおたのしみです!

冷え取りのことを知ると、冬だけでなく一年を通して自分の体に耳をを傾けて、身体を労われるようになりました。みなさんにもぜひ、知ってほしい自分のからだのこと。そして今までよりももっと大事にしてほしい体です。ワークショップまだ席がありますので、ぜひご参加くださいね。お待ちしています。ユミさんのちくちく種まきワンピース、ちくちくスモック、さらさらスカート、いろんな服も届いています!ぜひおでかけください。*ワークショップの詳細は、おしらせページをご覧ください。

 
   
 
  17.07.02 
今年の2月の「東北の手しごと展」でもご紹介しました、篠竹の笊や籠。
人気だったアケビの弦で編んだ状差しや、しば草で編んだ鍋敷き。
今回は真竹の鍋敷きもとどきました。竹の鍋敷きは編んだ模様もきれいで、硝子のお素麺鉢の下に敷いても涼しげです。この季節は硝子の器との組み合わせをたのしみたいですね!

湿度が高くなって、気温も上がり身体がおもーいときは、お粥をことこと炊いて、胡麻、生姜、大葉の薬味でいただきます。あたたかいお茶に大玉の梅干しをいれて飲むのも元気がでてきます。

毎日つかうお椀やおちゃわんを、こうして籠に伏せて置いてみるとまた気分もかわってごはんがたのしくなりそうです。気に入りの手ぬぐいをかぶせたり、または台所の手ふきも明るい色の手ぬぐいにかえてみたり、工夫して毎日をたのしみたいですね!

 
   
 
  17.06.30 
今年は石釜もビワが豊作で、たくさんたくさんいただきました。
店長がジュースも作ってくれて、初めてビワジュースを飲みました。
少し夏みかんを絞って少しはちみつを足して、ミキサーでまわして作るそうです。

そのままビワ生活が続いて、葉っぱを煮出して、何かのアレルギーでかゆみのでた瞼にぬったり、お風呂に入れたり、食べたあとの種をたくさんとって焼酎に漬けたり、葉を煮出した汁で染物したり。

ビワで染めたガーゼは、やさしいピンク。とってもかわいいピンクです。
あのようなごりごりのたくましい葉がこんな色に染めてくれるとは!

ビワの種の焼酎漬けは、万能薬で、花粉症のときは喉にも鼻にも塗ります。
安心して使えます。

7月7日の早川ユミさんのワークショップでは、ちくちく縫物をしながら、ユミさんの畑の話や暮らしのこと、体に触れるモノや体に取り入れるモノ、そしてなによりも体そのものについて呼吸や気持ちのありかた、過ごし方のお話を聞くことができます。ご興味ある方はぜひご参加ください。

 
   
 
  17.06.25
ご無沙汰しておりました日記帳。
横山秀樹さんの吹き硝子展の会期にも、お伝えしたいことがいろいろありましたがもう、次の展示会をおしらせする頃となってしまいました!

次回は7月7日(金曜日 七夕)から、小野セツローさんと早川ユミさんの展示会がはじまります。早川ユミさんとは、7日(金)8日(土)に、ちくちくワークショップします。まだ十分に席はありますので、ぜひご参加くださいませ。詳しくは、お知らせページをご覧くださいね。

岩手、青森、東北地方の竹かごが届きました。
根曲り竹でざっくりと編まれた盆笊は、運ぶのには不安定ですがこうしてお酒やお茶をたのしむときにも使いたい一品です。近藤聖子さんのコーヒーカップや豆皿、絵替わり小鉢、箸置きもとどきました。

今年は、石釜ではじめてカッコウの声をききました。夕方には遠くのほうでホトトギスも鳴いています。

 
   
 
  17.05.05 
見八州洋 + Crafty 展がはじまりました。
見さんの作品は、食卓の盛り籠や笊、屑籠や脱衣籠も届いています。
脱衣籠いいなー!見さんのものは、すべすべの仕上がりで、タオルのループが引っ掛かる心配もありません。洗い替えのパジャマやシーツ、タオルを入れておくのにもいいですねー。
まん中の写真手前は、30年前に見さんが制作してそして使い続けておられる竹かご。味わい深い色に変化していますね。右隣りはいま作りたての新品です。30年たっても、びくともしていない立派なお仕事です!Craftyさんの竹バックもいろいろなデザインのものが届いています。竹かご+リネンの組み合わせで、手元を結ぶ形のものも素敵。写真真中の、山路編みに柔らかい革を組み合わせたバケツ型のものも大人のおしゃれです!会期は28日(日)まで。ぜひ、おでかけください。

見上げれば、エゴノキの花もたくさん咲いています。
ノリウツギ、ヤマツツジ、コバノズイナ、ドクダミ、ナツミカン、いま梅屋の庭に咲いている白い花。

 
   
 
 
   
   17.05.05
夏も近づく八十八夜。
お茶の新芽も伸びて、緑いっぱいの五月になりました!

ハクウンボク(白雲木)の花が今年はたくさん咲いています。白い雲が連なったような花を咲かせることからこの名前がついたそうです。梅屋の庭に植えて、7年くらいになるでしょうか。いまでは、4メートルほどの高さです。みつばちがちいさな丸い体を花の中にいれてたくさん蜜を集めている姿がかわいい。
アゲハチョウも飛んできます。

ゴールデンウィークは、常設展示です。
陶、木、硝子、漆、竹、布、さまざまな素材のうつわと道具をご紹介しています。

毎日の生活の中に、気に入りのものをひとつ。

 
   
 
  17.04.28 
梅屋の庭の定点観測。

4月1日、12日、22日、26日。
1か月でこんなにも葉っぱが伸びました!
ぐんぐん葉を広げて、木陰もできました。

おみやげに氷出し玉露をいただいたので、外に椅子をだしてお茶を一服。
美味!まろまろとした味わいです。
緑のなか、とってもいい気持ちでした。

毎朝、石釜健康茶を薬缶で煮出してご用意しています。
お急ぎでなければ、ぜひ木陰でひと休みされてください。

 
   
 
 
   
  17.04.20 
「白」 ホワイトパッチワーク展.
手刺繍のクッションカバーやベッドカバー、いろんな技法のパッチワークの布をこんなにたくさん見れる機会は少なく、今回はたくさんの方にご来店いただきました。売り切れていた模様のクッションカバーやベッドカバー(シングルサイズ)も再入荷しました!

また、先週はご紹介できなかった白いキリムのクッションカバーや、ホワイトパッチワークとは関係ありませんが「白」つながりでアフリカ・ケニアの白いサイザルかごも届きました!白以外の色もしまってあるので、気になる方はお声かけください。

白い器は、山梨県の砂田政美さんの鎬片口。
盛り鉢にも、納豆鉢にも、タケノコやネギ巻には欠かせない酢味噌の鉢にもいいですね。
大きいのと小さいのとあります。

白の展示会中、気温もあがって、寝具をぜんぶ全部真っ白にしてしまったら、朝に目が覚めたとき気持ちのいいこと!衣類や食器も入れ替えて、初夏をたのしみましょう!


 
   
 
  17.04.13 
「白」 ホワイトパッチワーク展がはじまりました。
倉庫に眠っていたアフリカの家具をだしてきて白いクッションをたくさん並べて、壁にはデュパタを3枚かけました。テーブルにも、クッションカバーやベッドカバー、ストールや反物など畳んで重ねて、生地屋さんのようです。白の世界、とーっても素敵です。どれもが手刺繍というから驚きです。写真右のクラッシックな草花のモチーフのクッションカバーも大好きです!
オーガンジーに白を重ねたものも、生成りの木綿に白を重ねたパッチワークも甲乙つけがたく、わが家だったら??と、毎日想像をふくらませながら見ています。

木綿をざっくり織ったマルチな布や、山繭のシルクに木綿の糸を刺した素朴な美しい布。模様織りのシルクのストールや薄いインド綿のストール、マザーテレサもこの布をまとっていたのかなと思う縁にラインが織り込んであるカディなどたくさんの布が届いています。

 
   
 
  17.04.01
4月8日(土)から「白」をテーマにした小さな展示会を予定しています。
昨年から常設でクッションカバーをご紹介していましたが、今回8年ぶりにベットカバーやテーブルクロスなど、さまざまなデザインのホワイトパッチワークシリーズが入荷したということで、梅屋でもいろいろなアイテムをご紹介したいと思います。

あこがれの白!

クッションカバー、ベットカバー、テーブルクロス、デュパタ、ストールなどもとどきます。

いつもは、ざぶさぶ洗える真っ白のテーブルクロスを使っていますが、つい先日観た映画のなかで、きれいな花のモチーフが真っ白のテーブルクロスに手刺繍してあって、わたしも真似したいなーと思ったばかりでした。
寝具も今までいろんな色を使ってきましたが、白のシーツが一番好きです。
ホワイトパッチワークのベットカバー!なんて贅沢。いいな!
春の光の中、白の世界におでかけください。

庭の貝母百合が咲きました。
草木がしゅんしゅん伸びてくると、梨木香歩さんの「家守奇譚」を読みたくなります。
梅屋の庭にも、石釜の道や野にも、物語がそのままかさなります。

 
   
 
  17.03.11 
3月18日(土)から、真木テキスタイルスタジオ 真木千秋さんの布、衣展がはじまります。
ヒマラヤの麓のganga工房より、美しい糸の手織物がとどきます。

繭から糸を引いて草木で染めて布に織ったそれは、ほんとうにほんとうにうつくしくて、手にとって光にかざしてずっと見ていたい魅力があります。
自然の恵みと、ひとの手業でつくられたものは、布も器も家具も道具も、見飽きることはありません。

3月のまだ風が冷たい今は、シルクのストールの上に薄手のウールのストールを重ねると、かろやかな暖かさがあっていい気持です。すこしくらい寒くても、もう気持ちは春!シルクや綿、麻の素材でおしゃれをたのしみたくなりますね!

 
   
 
 
   
  17.03.05 
3月になりましたね。まだまだ寒さは残っていますが、日もながくなって、日差しもこころなしか明るくあたたかく、小さな草の芽にも春の訪れを感じます。冬からずっと食べ続けてきた大根。大根の葉っぱも、煮びたしにしたり、炒めてふりかけにしたり、一夜漬けにしたり、おいしくいただきます。気分はもう春なので、棚の奥にしまっていたこんなかわいい貝のお皿をだしてきて盛りつけました。これだけでも、食卓はぱーっと春になります。

石釜の三つ葉は、まだまだ寒くて小指の先ほどの芽しかでていませんが、お客さまの庭で育っているという三つ葉の立派なこと!だいすきな三つ葉は、お味噌汁にも、納豆アボカド丼にも、おうどんにも、たーっぷりのせたい!梅屋の庭で三つ葉が伸びる頃、三つ葉ごはんを作ってみたいとおもっています。

いちばん遅咲きの梅の木が、いま真っ白に花を咲かせています。
そばに行くと、ふわーっとよいかおり。
これから、お弁当もお茶も外でたのしみたい季節になりますね。

 
   
 
  17.02.12
「東北の手しごと展」がはじまりました。
山ブドウのかご、クルミの花編み手提げ篭、篠竹の笊や透かし網のかご、根曲り竹の手つきかごなど、たくさんのものがとどきました。クルミの木の皮で編んだ細長いかごには、細い瓶をいれてヤブ椿を挿しました。カゴヤの原野さんは、おうちの台所で菜箸と木杓子を入れて使っているそうです!

クルミの花編みのかごは、手元においておきたいかわいいかたち。メガネとか読みかけの文庫を入れておくのにもちょうどいい大きさです。いいなー。

宗像窯さんのニシン鉢も届きました。立派な鉢です!
山に囲まれた盆地の会津では新鮮な魚が手に入りにくく、乾燥させた身欠きニシンを山椒と酢、醤油で漬け込む「ニシンの山椒漬け」が作られていたそうです。今では、山椒の新芽の頃に浅漬けして食べるのが主流だそう。会津の生活と風土が形になったニシン鉢。お漬物用の鉢にはもちろん、花活けにもいいですね。どっしりとした重量感と飴釉薬がとっても魅力的です。

 
   
 
  17.01.22 
昨年の12月に、持丸房子さんと山下玉枝さんの「人形窯」の工房を訪ねました。

玄関にも、室内にも、お二人がこれまで制作されたお人形がたくさん飾られて、そして持丸さんと山下さんがやさしい笑顔で迎えてくださいました。
持丸さんのお話には、ひきこまれてゆきます。むかしむかしのメキシコの旅のお話から、新春に発表する新作のお人形のことまでいろんなお話をきかせていただきました。新作のお人形は、持丸さんがみた夢の中のことを表現したそうなのですが、それをとてもたのしく聞かせていただき、ずっとずっとその夢の話を聞いていたいようでした。山下玉枝さんは24歳の時に持丸さんに弟子入りされたそうで、それから40年あまり、人形窯ではお二人で人形を製作しておられます。

黒陶の作品もたくさん作ってこられたそうです。壁に飾られたこの女の子。ずいぶん大きなものです。あどけない表情がかわいくて、しばらく目がはなせませんでした。工房は嬉野の塩田町、静かな山里にあります。庭の石積みも色が豊かで、そして工房から母屋へ続く廊下には、古い焼き物の窯の一部が埋め込まれていて素敵でした。

 
   
 
 
   
  17.01.15 
持丸房子さんと山下玉枝さんの「人形窯」展がはじまりました。
今回はお雛様を主にご紹介しています。

左のまあるい「早蕨雛」は持丸房子さん作。
まん中、右は山下玉枝さん作 「福寿」 「吉日」。

人形窯では、お人形の並びを京雛の口伝「右そでに女雛をいだく」のとうりに
向かって右に男雛 左に女雛を並べています。
ケースなどはご用意していませんので、折敷や布や屏風など、お人形にあわせて揃えていくのも自分だけのお雛様のたのしみだと思います。ぼんぼりや、菱餅のお飾りを作るのもいいですね。

お人形の表情はおだやかで、優雅。ふっくらした姿に気品があります。
お人形を製作しておられる持丸さんと山下さんも、お会いするとお人形と印象が重なります。いつまでもお話を聞いていたいなぁと思う素敵なおふたりで、工房に訪ねたときは時間が経つのをわすれてしまいました!工房の様子も次回ご紹介しますね。

 
   
 
  17.01.11 
今日は、テレビ 「めんたいワイド」の撮影がありました。山本華世さんが、石釜〜曲渕までを散歩されるということで、梅屋も取材していただきました!山本華世さんとは初対面だけど、ずーっとテレビで見ているので初めて会う人ではないみたい。目がぱちぱちっとして、とってもチャーミングな笑顔で、テレビで見るより100倍かわいいひとでした!写真を撮らせてもらうという頭が回らず、帰られたあとで悔やまれました。撮影のため朝からお店を整えて、いつもこうしてお客さまをお迎えしよう!と日々のお店の様子を顧みて反省。

壁には、石原祥充さんの新作の掛け花にアケビのどこまでも伸びる新芽を生けました。

ガラピーさんからは、しなやかな綿ローン素材のハンカチーフが届きました。
ひとつづつ、スタンプしてあるハンカチも手ぬぐいも、ひろげてすきなものをえらんでくださいね。

 
   
 
  17.01.07
新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

一年でいちばんおおきな行事、お正月。みなさんはどのようにすごされましたか。
もう、次の行事 今日は七草粥、鬼火焚きです。今から、梅屋の周りで七草を摘むつもり。いくつあつまるかな??土鍋でことこと炊いたおかゆはおいしいですね。夏ばてしたときも、お粥にはたすけられますが、お正月のごちそうが続いたあとにいただく七草粥も滋味深くまたおいしいですね。そしてあったまります。

お正月あけには、お客さまよりおせち料理をおすそ分けしていただきました。
がめ煮、田作り、昆布巻き、黒豆。そして豆乳とりんごのデザート!
ありがたやー。ありがたやー。店長と一緒にお店で!いただきました。。

曾田竜也さんのお茶筒も桜、くるみ、ブラックヲルナットが揃っています。
好きな茶葉を茶筒にいれて、気にいりのうつわでお茶を一服。
手元にこうして自分の好きなものがあると、毎日のふとした時もほうーっとした気持ちになれます。
みなさんのことし一年もまた、健やかな毎日でありますように。

 
   
 
 

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